主な作品


刀塚

 2010年の6月を目標にした、新作能の書き下ろし「刀塚」は、川口市の土地の歴史や社会を見直すために書かれました。「刀塚」は、川口神社にある「包丁塚」から取られました。平安時代より、「刀である包丁」に川口氷川神社、金山神社(現在は、両方とも川口神社に合祀されている)の両方に参って包丁に魂を入れないと、よい料理は作れない、と言われてきました。

なぜ、「刀」の魂をいれるところだったでしょうか?

それを、考えてゆくうちにできた作品ですが、反対にこの作品を通して、これら地方の伝承に興味を持ってもらい、それぞれの創造の糧にしてもらえたらと思います。 上演は、元キューポラの工場跡 KAWAGUCHI ART FACTORYで、川口ならではの世界ができるのではないかと思っています。

  この「刀塚」の公演にあたり、地謡(じうたい…能のコーラス隊)に参加される女性を、一般募集しています。

あらすじ

古代にこの周辺の部族を守護する巫女がいた。江戸時代になって、ここに裕福な商家に生まれた娘がいた。
彼女たちは、自らの命を「刀」によって断った。しかし、この二人は、前世と後世を生きた同一人物だった。
商家の娘婿は、妻の死後、三峰を駆ける修行僧として、妻が自害したときの刀をたずさえている。


ご興味のある方は、是非、お問い合わせ下さい。
問い合わせ先:花月標事務局

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